2024年度　戸塚区・鶴見区 出産祝い選考結果発表会を開催しました！

1月15日、「2024年度 戸塚区・鶴見区 出産祝い選考結果発表会」が開催されました。

例年、この発表会には、プロジェクトがめざす「まち全体で赤ちゃんの誕生をお祝いし、子育てを応援できる社会」に向けて、様々な形でご一緒いただいている皆さまと出産祝いを受け取ったご家族や、子育て中の方々にご参加いただいております。

今回は初めての試みとなる戸塚会場と鶴見会場の2会場をオンラインで結び、各地区の皆様が集まりやすいような開催形態で実施いたしました。
両会場合わせて、45名程が会する大変貴重な機会となりました。

2024年度は過去最多となる、お申込みいただいた20の企業・団体すべてのお品物が、出産祝いのプレゼントとして認定されました。

認定を受けられた企業・団体の皆さま、おめでとうございます！

認定された企業の皆さまは以下の通り

プレゼントの内容につきましては、あらためて詳しくご紹介させていただきます。

会のはじめに、代表森よりご挨拶がありました。
人が一番力を発揮できるのは「自分で何かを選択した時」。
特に子育て中の方は、行く場所や、移動の手段や方法が限られること、歓迎されていないと感じる場面が随所にあること。

このプロジェクトを通じて、社会全体で、選択肢が増え、選択するハードルが下がること、選択を応援する人が増えることを目指していけたら。そのためにはまず人と人が出会うことが重要であり、このプロジェクトを通じての出会いを大切にしていきたいという話でした。

その後、選考結果の発表と認定証書の授与式を行い、選考委員の皆様から講評を頂戴しました。

認定を受けられた各企業・団体様からのコメントを聞いて、プロジェクトへの思いを知り、熱意とあたたかさを感じたというご感想を複数いただきました。
事務局といたしましても、皆さまの想いがとても嬉しく、胸が熱くなるとともに、身の引き締まる思いでした。

選考委員の皆様からは、各専門分野の視点からの講評に加え、このプロジェクトが長く続いていくことで、出産祝いを受け取った赤ちゃんが、いずれはママやパパとなり、受け手から送り手へといった循環が生まれていくことが、とても楽しみだというお話も頂戴いたしました。

後半のグループワークでは、「赤ちゃんとのおでかけに必要な荷物を考えよう♪」というテーマのもと、意見交換を行いました。
話し合いの最中には、赤ちゃんに見立てた5キロのお米をグループのどなたかに抱いてもらい、スタッフは上のお子様がいた場合を想定し、ワーク内容と関係のないことを話し掛けるという条件つき。

子育て経験のある人も、ない人も、パパママの立場に立って、和気あいあいとした雰囲気の中で、少しでも荷物を減らすにはどうしたらよいか考えました。

ご参加いただいた方からは、

「赤ちゃんをあやしながらの作業の大変さを知りました。」

「荷物を減らそうと思うと、赤ちゃんのものではなく、ママパパの持ち物を少し無理してでも削ってしまうことに気が付きました。」

といったご感想をいただきました。

2016年から始まった当プロジェクトも2024年度で9年目に突入します。

大きな節目となるであろう10年目を目前に控え、この取り組みに関心を寄せてくださる方、赤ちゃんを歓迎し子育て世帯を応援してくださる方、みんなで子育てする社会を目指したいと思ってくださる方が増え、何ができるかを一緒に考えていけることをとても嬉しく思います。

会場にお越しいただいた皆さま、そしていつも応援してくださっている皆さま、
本当にありがとうございました。

2024年度も変わらず、私たちと一緒にウェルカムベビーなまちを目指していただけましたら幸いです。