今回は助産師さんとウェルカムベビープロジェクトのスタッフ(以降WB)でこちらのイベントを開催し、 助産師さんからは、産前産後の女性の体と心の変化のお話、赤ちゃんのお世話にについて、そして、沐浴の仕方についてお話しいただきました。

そして、WBのスタッフからは、赤ちゃんを迎えてからの夫婦や家族の中でのパートナーシップについてと地域の子育て情報についてお話ししました。
当日は、2組のこれから赤ちゃんを迎えるご家族が参加してくださいました。 そして、偶然にも、今回は双子ちゃんが生まれるご家庭2組のご参加でした。
「参加したいな」と思ったり理由は、まだ、通っている病院や地域の両親教室で沐浴体験の経験がなく、実際にやってみたいと思ってくださったそうです。

助産師さんに、赤ちゃんの服を脱がせてから、沐浴をして、その後のスキンケアや着替えまで細かく教えていただきました。
そして、沐浴も「まずどこでやるか?」「お風呂場?」「台所のシンク?」というお話をしたり、 さらに、双子ちゃんなので、「どんな手順で二人をどう入れる?」「ワンオペでできる?」「一人入れたら、お風呂のお湯は抜いて、入れ替える?」などなど一緒にそのご家庭とご家族の体制にあったかたちを話しながら進めていきました。

パートナーシップのお話の中では、ご夫婦や家族での子育ての他、地域の支援サービスや民間のサービスにどんな種類があるか、産後のご家庭や多胎のご家庭がどんなサービスを利用しながら、家族の力だけではなく、まちのみんなの力で子育てしているかのお話もしました。
特に双子ちゃんの家庭では、二人の生活リズムが整うまで数か月かかる時もあります。 そうなると、授乳と次の授乳までの間が赤ちゃんのお世話だけで終わってしまったり、ちょっと家事をするだけで終わってしまい、大人が休む時間や食事の時間の確保が難しくなる時もあり、そのためにもママとパパ以外の力や支援サービスを使うことの大切さについてもお話ししました。

参加者の方からも、
「実際に沐浴ができて、よかったです」
「双子の子育て情報やお世話の情報が聞けて良かったです」
など、感想をいただきました。

次回は3月に実施の予定です。 初めての妊娠の方も、二人目以降の妊娠の方も、 そして、一人の妊娠の方も、多胎妊娠の方も参加していただけるので、 ぜひ、また助産師さんと協力しながら開催していきたいと思います。
※この事業は赤い羽根共同募金を財源にして行われています 。