6月23日(水) ウェルカムベビープロジェクトサポーター交流会をオンラインにて開催いたしました。

当日は、ウェルカムベビープロジェクトサポーターの企業・団体の皆様や出産祝いを受け取っていただいた現在子育て中の方、このプロジェクトに関心を寄せていただいている皆様こまちぷらすスタッフやウェルカムベビープロジェクト事務局スタッフ含め37名での開催となりました。


今回の交流会では、「コロナ禍での子育て」についての情報を共有させていただいた後、
「3枚の葉っぱ」を使用したワークショップを開催しました。

1枚1枚の葉っぱには、様々な形で集められた声が記載されています。
その葉っぱの中から自身が共感・疑問など気になったものを3枚選びグループで共有。
そこから得た気づきなどを書き留め、最後に自分ができるアクションを考える。
というワークショップとなっています。
※3枚の葉っぱのワークショップについてはこちらから⇒https://www.comachileaf.com/…

葉っぱを読み、かつての自分の子育ての記憶にグーっと引き戻された方。
「こんなことをいう人がいるなんて!」
「こんな風に考える人がいるんだな。」という気づきを得た方。
目の前の葉っぱにある誰かのリアルな言葉の力によって、大きく心を揺さぶられた方も。

プロジェクトをサポートしている企業・団体の一員として、子育て中の方の声を聞きたい、現状を知りたいというきっかけでご参加いただいた方が、葉っぱのワークを通して、個人としての気づきを得てアクションを考える。
そのアクションを考える過程が、個としてできることから、企業・団体としてできることへとつながっていく様がとても貴重なことだと感じました。

以下参加者の皆様のご感想や気づき・アクションの一部を掲載させていただきます。

ーーーーーーーーーーーー
「葉っぱに書かれた声はとてもリアルで、選んだ3枚以外の葉っぱについても考えさせられることがたくさんありました。」

「何を話せばいいか不安な気持ちで参加いたしましたが、3枚の葉っぱのお陰で話しの糸口もできたことで話しやすくなり、グループで他の方の意見に共感しあえて有意義な時間でした。ありがとうございました。」

「仕事、年齢、立場等違う方々と話し、普段聞こえてこない意見を聞くことができました。」

「当事者の方が求めていらっしゃる3つのタイプの友人というお話で、私にも子育て中の友人がいるので、彼女が孤独を感じないようちょっとしたことを聞いたり、『母』としての自分から『自分』に戻れる時間をあげられたらなと思います。また、知らない方でも、勇気を出して見守る姿勢を示したいです。泣いている子に声をかけるなど。。」

「『すみません』という言葉は子育て中の方だけではなく、日常の中で多用されすぎている。私のアクション:日常のコミュニケーションの積み重ねが私たちの感情を作ると思うので、『すみません』というネガティブワードではなく、『ありがとう』や『助かったわ』などのポジティブワードを増やし、日常の中で関わりを持った方に少しでもポジティブな感情になってほしい。」

「子育て、親の介護、など、今経験していなくても、いずれ当事者となる。誰でも『未経験』からスタートであり、当事者以外の周囲の人間も、想像力をもち相手の立場を思いやる気持ちが大切である。私のアクション:『子育てしやすい地域』=未来をつくってゆくことにつながることを改めて認識し、人と人の接点をつくることで「人との境界線」が濃くなったと感じるコロナ禍でのストレスを緩和できるきっかけ作り、空間づくりをする。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私たちも今回の交流会で、様々な立場の方の交流の場の大切さを改めて感じさせていただきました。

今後も、このような交流の場を作っていきたいと思っています。

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました