毎年、赤ちゃんの生まれたご家庭に「まちからの出産祝い」をお贈りしているウェルカムベビープロジェクト。

2016年に横浜市戸塚区で始まり、2018年度からは横浜市鶴見区、2020年度からは千葉県松戸市そして昨年の2022年度からは茅ケ崎市でも出産祝いの配布がスタートいたしました。

年を追うごとに広がりをみせてまいりました当プロジェクトも来年度で9年目を迎えようとしております。

2024年度も、これから生まれてくる赤ちゃんとそのご家庭に「まちからのおめでとう!」を伝え、子育てを応援していけるよう、出産祝いのお届けに取り組んでまいります!

先日9/6(水)に、当プロジェクトを一緒に作ってくださっている企業や団体の皆様、ご興味をお持ちの皆様、出産祝いを受け取ってくださったご家族にお集まりいただき総勢50名近くの皆様と一緒にキックオフイベントを開催いたしました。

事務局からの活動の様子を報告した後、出産祝いを受け取られた方からのご感想、参加企業の事例紹介、参加者皆さまでグループワーク、2024年度プレゼントパートナー募集のご案内をいたしました。

出産祝いを受け取ったママからのご感想では、ウェルカムベビープロジェクトの出産祝いをきっかけに、こまちカフェ、こよりどうカフェを知り、赴き、そこから地域の皆さんと繋がる機会をえて、今後は自分も出産祝いを贈る側に携わりたい(背守りを縫ってみたい)とお話ししてくださいました。
まさにウェルカムベビープロジェクトが目指す、出産祝いを受け取った方が受け取るだけで終わらず、まちの誰かと出会い、子育てが楽しくなり、自分も贈り手になっていくという素敵な循環だなと思い、とても嬉しくなりました。

また、グループワークでは、「ウェルカムベビーだと思うこと・モノ」について皆さんに意見を出していただきましたが、スタイやミルク、ウェットシートなど赤ちゃんとの生活において実用的な「モノ」も多く挙がり、「こんなプレゼントがあったらいいな」「これが入っていたらきっと喜んでもらえるな」と思うものが多々ありました。
(パパとママがリフレッシュできるように託児付きの映画観賞券や、マッサージ券などの意見も出ました)

さらには、あたたかい視線や眼差し、集える場、出会える場が近くに複数あることや、託児や駐車券サービスなど、皆さんの子育て世代への応援のお気持ちが伝わる内容も多くありました。
ワークを通して、まちの様々な方が、それぞれの思いで色々な視点から関わってくださっているプロジェクトであることを改めて感じることができました。

参加者様からいただいた事後アンケートでは、

〇必要とされていることが可視化され、とても有意義でした。モノも必要だけどサービスや場がより求められている印象でした。実体験に基づいたお話を伺えたことで自分事になりました。

〇少しずつウェルカムベビーが広がっている様子、企業さまの思いが分かってよかった。

〇受け取られた方が育児に前向きになったとお話しされており、非常に嬉しかった。

〇ご自身が子育て中の方、バックグラウンドが様々な方とお話ができて刺激になった。

などのご感想をいただきました。

まち中に「ウェルカムベビーなこと・モノ」が増え、皆さまの応援のお気持ちを届けるきっかけとなれるよう、出産祝いの準備に取り組むと共に、ウェルカムベビープロジェクトとしてできることを、より一層考えてまいります。

尚、本日より2024年度の出産祝いを一緒に作っていただく「プレゼントパートナー」の募集も開始いたしました。皆様のご参加、心よりお待ちしております。
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