ウェルカムベビープロジェクトでは、毎月第2木曜日にマタニティさんから、0歳児のママ向けに自由なおしゃべり会「ご近所でつながりたい♪ゆるっとママカフェ」を開催しています。
その派生版として年に数回、ママと赤ちゃんの関心が高そうなテーマを設けたおしゃべり会も開催しています。

今回は9月の防災月間にちなんで、9/11(木)に【赤ちゃん家庭の防災のはなし】を開催しました。

講師に、ウェルカムベビープロジェクトのパートナー企業であります 株式会社明治様 の栄養士さんをお招きし、赤ちゃんと一緒に被災した方の体験談や、ローリングストックという無理なくできる防災備蓄の仕方、赤ちゃん家庭ならではの準備しておくと便利なグッズやその使い方を教えていただきました。

ご参加の皆さんは、講座中、メモを取ったり頷いたりとても興味深く聞いていらっしゃっいました。
特に缶詰やビスケットなどを普段より少しだけ多めに備えておくこと。
そして、それをしまい込むのではなく、日常遣いしながら使った分だけ買い足していくということ。
日頃使っているママバッグの中身が既に防災バッグとして使えるというお話や、使い捨てカイロは体を温めるためだけではなく、赤ちゃんのミルクや離乳食を温めるのにも使えるという点に深く頷いてメモしていらっしゃる方もいました。

また備えておいた方が良いものとしてガスコンロやトイレパックがあがると、ホームセンターなどで揃えられること、そして揃えるものの目安は、「家族でキャンプに行くなら?」と考えたときに必要なものをというお話もありました。

会の後半は、区役所が発刊している戸塚区の防災マップ(土砂災害ハザードマップ含む)を広げ、ご自宅の近くの避難場所の確認や危険区域がないかなど、ざっくばらんにお話しするお時間を設けました。
ご参加いただいたママからは、「川の氾濫が怖い。」というお話や、以前の大雨でもぎりぎり氾濫せずに持ちこたえたお話、緊急アラートは近隣ではなく横浜市内の別区の情報でも鳴るので、その音に驚き寝ていた赤ちゃんが起きてしまった…といった体験談に共感する姿もみられました。

また、災害時に赤ちゃんを連れた安全な避難の方法の一つとして、おんぶの仕方を確認しました。風呂敷やさらしを利用した抱っこやおんぶは、日頃から慣れていないと咄嗟にするのは難しいですが、会の中でスタッフがお手伝いしながら、さらしでおんぶを体験してもらいました。
すると、赤ちゃんが喜んでいる様子がみられ、普段の生活の中で家事の合間やスキンシップの手段として短時間取り入れてみるのもよいかもしれないとお話ししました。

以下、ご参加いただいた方からの感想です。

〇普段ミルクを飲まないけれど、明治さんのサイトでアレンジレシピがたくさん公開していることを知り、ぜひ活用したいと思いました。ミルクを飲ませる以外で与えられる方法があることで無駄にせずローリングストックができると思いました。

〇防災マップの存在を知らなかったので、区役所によってもらってきたいと思いました。

〇さらしや風呂敷を使ったおんぶや抱っこは非常時以外でも簡単にできて子どもの気分転換になるようだったので、スキンシップに取り入れたいと思いました。災害時に慌てずできるように普段から練習してみようと思います。

〇普段の生活で「災害が起きたらどうしよう。」という漠然とした不安はあるが、防災について考えるきっかけがなかったので、今回イベントに参加し、知識を得ることができたので家庭に持ち帰り見直してみたいと思いました。

ウェルカムベビープロジェクトでは、マタニティさんから赤ちゃん連れの方がご参加いただけるイベントを各種開催しております。
以下より最新の情報をご確認いただけますので、ぜひチェックしてみてください。

https://comachiplus.stores.jp/?category_id=65254ae3e2a988080cd6da49